軍歴証明書

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軍歴証明書の取得

大東亜戦争・支那事変のころの祖父(父)のことを知りたいといった方が最近増えているようです。

私も幼少時に聞いた記憶と祖父が自伝を少数自費出版したものを読んだ記憶がありますが、その書籍もすでに手元になく、かなり昔の話なので記憶も曖昧です。
この機会を逃すと手に入れられないのではないかと思い、早速取得してきました。

戦後七十数年経過した今、従軍された方はほとんどいらっしゃいません。

祖父と同年に生まれた中曽根康弘元首相は先日100歳の誕生日をお迎えになられました。私の祖父は15年ほど前に他界しておりますが、今思えばもっとたくさん当時のことを聞いておけばよかったと今更ながら思う次第です。

軍歴証明書は、日本軍に在籍された方の記録で大切に保管されており、それを閲覧、請求することが可能です。ただし戦後の混乱で消失したりして十分な資料を得られない場合もあるようです。

何分時間が経っているものでもありますし、恩給制度該当者もいなくなっていますので、いつ取り寄せができなくなるかわかりません。所属によって保管先は違っているとのことですが、場所によってはもう取得できなくなっている可能性もあります。

ご希望の方はお早めに取得いただいた方がよろしいかと思います。

私の祖父は、陸軍士官でしたので、最終戸籍地のある県庁にて取得してきました。

  • 申請者の身分証明書(運転免許証)
  • 申請者が親族・遺族であることを証明できる書類(戸籍謄本など)

送付などのサービスを利用せず、直接伺いましたので、私の場合、一切費用はかかりませんでした。

 

十二月二十日支那派遣ノ為大阪港出発
十二月二十四日中華民國山東省青島上陸
同日歩兵第六十二聯隊第四中隊編入
十二月二十八日安徽省宿縣着

みたいな感じで記載されています。

タイプではなく手書きの旧来の文語体でなおかつ旧字であったり旧字の異体字が混在したりしており、不慣れな人には読解が難しいかもしれません。(私自身も結構時間かかりました)

軍歴証明書

部隊名やいつどこに異動・移動したかが記載されていますのである程度状況を調査することで把握することができます。
今回一番知りたかったのは、小学生の頃に聞いた祖父が部隊で乗せてもらった航空機の模型作成のための型番でした。

百式司令部偵察機Ⅲ型

百式司令部偵察機 Ⅲ型

 

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