中国共産党の歴史⑧

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サラミスライス戦略(サラミ戦術)

(ハンガリー:サラ−ミタクティカ)

 

敵対する勢力を殲滅または懐柔によって少しずつ滅ぼしていく手法である。そのほかにも議題や措置をできるだけ細かく、少しずつ出して交渉相手から対価獲得や時間稼ぎを行う外交手法。ソヴィエト連邦の支援により影響力を拡大、ハンガリー人民共和国トップまで上り詰めたハンガリー共産党 初期局長ラーコシ・マーチャーシュの言葉に由来する。

中華人民共和国が行うサラミスライス戦略は、一気にやらずに少しずつ、少しずつ行動を起こし実績を重ねる。それを常態化することで、時間が経ってみれば、大きな対価が獲得できているというやり方です。

例をあげれば尖閣諸島への公船侵入問題。

日本人の内側から見た立場では人の領土に毎回侵入しやがってというイメージを持っているかと思いますが、あちら側の立場からしてみれば、尖閣諸島を警備している(領海の巡回警備)つもりでやっていることです。

海警の船が遭難し、日本船に救助されたという手痛いミスをしたものの、日本側が具体的な行動を取れないことを知った上で最終的に尖閣諸島を奪うためにやっていることです。

法治主義に慣れきった日本人は、道理でみても、歴史的に見ても日本のものであるから大丈夫と考える人もいるでしょう。

日本にとって法的根拠があるにもかかわらず奪われている地域が他にも存在する以上、その考えは甘いと言わざるを得ません。

 

 

日本で起きている尖閣諸島問題、沖縄基地問題、慰安婦問題の根源は中国共産党

 

これらの問題を起こすことで利益が得られるため継続しつづけています。

先に述べたサラミスライス戦略も同じです。

正論や道理を世界中の人々に広めれば(認知)、解決すると考える人もいるようですが、それは極めて日本人的な発想です。

「和以貴成」(和を以って貴しとなす)の精神は日本というNation内でしか通用しない概念で、現在世界は日本化の影響が進んでいますが、通用するような代物ではありません。

SF条約、日中友好平和条約、日韓基本条約といった条約によって解決しているはずのものが、ここまではびこるのは、国益(党益)のために潤沢な資金を使って数々の工作をしているからです。

 

支那事変も似たような手法で、中華民国(国民党)は、列強の国民の同情を得ました。

日本人は、あの失敗を正確に分析できておらず、解決するための知識や手段、組織はおろか予算も持たないため、今回も「同じ」やり方で、日本国と日本国民が貶められています。相手からしてみれば、インターネットの普及により効果は以前ほどではありませんが、それにしても日本は御し易すぎて笑いが止まらないでしょう。

 

国連にて良心的な日本人が最近はじめて反論を行いました。

が、それによって万民に理解を得られ、道理や正論が通じたかというとそうでもなく、焼け石に水状態ではないかと思われます。

 

シナ人の歴史を紐解いてみれば、かつてからシナ人自身武力的に強い存在とは言えず、常に四方の蛮族(夷狄)に蹂躙される存在でした。(歴代シナ王朝全2132年間のうち非漢人皇帝が治めた期間は少なく見積もっても3/4くらい。)

蛮族であっても都市に住み、シナ人化(漢化)すると、やはり弱い存在になります。(モンゴル人だけは、最後まですべてにおいて漢化しませんでした。)

その弱い存在が生き抜くために切磋琢磨、発展させてきたのが謀略、情報工作、蛮族が理解しない文字による史書化です。中華思想はまさに負け惜しみ思想です。

 

そういった歴史を持っている存在ですから昔からその手の技に長けています。

日本人もアメリカ人もシナ人に関わりを持つようになった昔から「何回も」繰り返し騙され続けています。

 

保守層の中には、中国人には罪はなく、罪があるのは中国共産党だという声があります。

中国共産党ができる前のシナ人はどうだったのか。歴代シナ王朝はどうだったのか。国民党やその他の軍閥、地方政権はどうだったのかということを鑑みれば、かつての「アジア主義者」同様の現実を見ない理想主義でしかありません。

 

中国共産党を潰したところで、中国共産党にかわるヤクザが政権を取るだけの話です。シナにおいては、軍閥も宗教団体もヤクザと殆ど変わりがありません。

秦の始皇帝以来、現在の中華人民共和国に至るまで、大して仕組みは変わっていません。

古代、中世の繰り返しです。

 

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日本の安全保障上の解決策模索

 

どのような状態になれば、日本人は安寧を得られるのか。

これは日本人の究極の課題です。

 

中国の民主化

中国が民主化すれば、同じ価値観を持って尊敬しあって真っ当な交流が可能になるだろう。

現在のシナ人のエートス(行動様式)のまま、民主化すれば、抑えがきかない分、紛争、開戦リスクが高まるのではないかと思われます。(学のある高所得者層と学のない低所得者層の人口比率考慮済み)

中国を民主化したいと考え活動している民主活動家を侮辱するつもりは全くありませんが、現状ではシナ人が自力で民主化することは不可能です。(生活環境・言語と文字・血縁主義・幇文化)

戦前の日本人が夢見て、戦後のアメリカ人が夢見て失敗に終わった事実は覆りません。

 

中国の分裂

言語ごとに(Nationごとに)分裂して争い合えば、外に目を向けることはないだろう。

これも非常に甘い考え方です。

三国志の時代の魏は、南方に存在する(会稽の東)と思われていた邪馬台国と友誼をはかり、呉の牽制に使えるかどうか考慮していました。魏志倭人伝に記載されている当時の邪馬台国の人口は3国が侮ることができないくらいの人口を持っていました。(当時は人口と農業生産能力は比例しています。)

 

中国の衰退化

中国自体が衰退化すれば、外に向く余裕もなくなり、日本に対する工作がなくなるだろう。

以前の記事にも記載しましたが、戦後国交を樹立する前から日本に対して工作を行っていたことは周知の事実です。

シナ人がシナ人である限り、他国を含め日本に対する工作がなくなるとは言えないでしょう。むしろ衰退すれば、被害者の立場になる格好の機会到来とも言えます。

 

これまでの3つは、これから「中国がどうなる」という話で、そう簡単に外部がコントロールできるわけでもありません。スターリンのようにコントロールした事例も存在しますが、日本人ができるとは思えません。

 

「中国がどうなるか」ではなく、「日本がどうするか」が最重要ではないかと思います。

(了)

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