シナ史の時代区分

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シナ史の時代区分

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古代?中世?近代?

時代区分というと、原始、古代、中世、近代といったような区分があげられます。

そもそも西欧で生まれ、西欧を基準とした区分であるため、厳密に日本には当てはまらず、日本においては、近世といった区分が新たに設けられました。

この区分は、大体の社会判別に便利な反面、地域、宗教、文明、その他細かな制度によって大きく差異が生まれるため、無理矢理当てはめることにほとんど意味がなく、逆にレッテル貼りのようになるために注意が必要だと考えます。

さて、本題であるシナ(中国)の時代区分です。

シナ(中国)における時代区分には論争があるようで、京都学派と東京学派での争っていたようですが、決着がつかずに終わったようです。

シナ史(中国史)における古代・中世を唐におくのか宋におくのかの違いで、生産者・労働者と政治形態をどう解釈するかの問題であったとのことです。戦後のマルクス主義史観も混じった論争ですので、眉に唾をつけて見たほうがよさそうです。

さて、シナ(中国)の時代区分ですが、
時代区分訳の前に、簡単に東西においても最低限当てはまる定義を確認してみます。

多少各々の主観によりずれはあるやもしれませんが、概ね以下のようになります。

※区分の定義は、しっかりとしたものがありませんが、欧州においても日本においても変わらない部分をチョイスします。

古代

王朝時代。

中世

封建制。

近世

中央集権。

近代

国民国家。

 

先にも書いたとおり、地域や宗教、文明によって差異が出るとのことでしたが、シナ地域においては、この区分で当てはめると、古代と中世の繰り返しであって、それは21世紀においても変わりません。

この区分に当てはめると、中華民国は中世にあたり、中華人民共和国は古代になります。

1936年シナ勢力図

HOI4 1936年時点での勢力図。排日(抗日)以前、複数の軍閥が混在しています。

外国から取り入れた、あるいは投資してもらった技術発展のおかげで、歴代シナ皇帝と中華人民共和国では、税金のとり方が違い、科挙試験がなくなり官僚(共産党員)になる方法が変化いたしました。

日米ともに中華人民共和国を経済的に豊かにすることで味方につけ民主化させるという目的においてニクソン訪中以降、友好的に投資してきましたが、ものの見事に裏切られました。

日本においても、欧州においても、古代から中世、中世から近世への移り変わりは、諸外国の外圧などの影響はあるものの、必ず「自発的」に行われています。

やはり、その土地に住む「住民」がその域に達していない限り、上辺だけ取り繕ってごまかそうとしても、うまくは行かないのです。

定義は未だに曖昧ではありますが、「先進国」も同様であると思われます。

かつて日本やアメリカなどが外国を外から強制的に変革させたことがありましたが、どちらも成功しておりません。

日本の場合は、古代国家をいきなり近代にもちあげましたが、いびつなものができあがってしまい、見た目だけは近代ですが中身は未だ古代といったものを作り上げてしまい、現在も尾を引いています。

安全保障のためとはいえ、この点だけは民族自決を犯し、神の如き傲慢な所業を反省すべきであると思います。

これは現在におけるアフリカ援助にも同様なことが言えます。

 

近代未満の国家との国際条約は、遵守されないという明治期頃の国際的常識を忘れるべきではないのです。

日本は各国と結んだ不平等条約であっても近代国家として認められることを目的に頑なに守りましたが、中華民国および中華人民共和国は、国際条約や国際的合意、取り決め(WHOなど)を遵守せず違法な行為を繰り返した結果、支那事変の遠因となりましたし、米中貿易戦争が起きる原因となっています。

みた目、経済発展していようと中身は古代であることを忘れず、踏まえて対応することが、国体国益保全のために日本人に求められることではないでしょうか。

 

嘘だらけの日中近現代史

商品の説明
内容紹介
■気鋭の憲政史研究者が日本の中国研究者には書けないタブーを書く!
■嘘つきチャイニーズによるプロパガンダの手口をバラす!

■本書より
そもそも中国は近代国家ではありません。
近代国家の尺度で中国を判断するから見誤るのです。
「裏切り男」孫文のインチキ革命や、「マフィア兼盗賊」が出自の中国共産党など、
嘘にまみれた中国の正体を明かしましょう。

独裁の古代と殺戮の中世を今なお繰り返し、いまだ近代国家ではない「厄介な国=中国」。尖閣諸島に艦船を派遣して挑発したり、
中国国内で働いているだけの日本人をいきなり拘束したり、暴動によって資産を破壊したり……こんな無法が国際法上許されるわけがない、と指摘します。
とはいえ、いくら厄介であろうとも、付き合わざるを得ない。そこで、大正時代の外交官・石井菊次郎の「ノータッチというタッチ」という例を挙げ、
本書によって「腐れ縁の悪女から抜け出しましょう」と主張します。そのためには、まず日中の歴史を知ること。中国にとって不都合な「真実」を詳らかにし、
本書が「歴史療法」となるよう提案します。

■本書の内容
第一章 嘘だらけの古代「中国」史
第二章 欧州に翻弄された「清」と抗った「日本」
第三章 動乱大陸「中華民国」
第四章 満洲事変で騙される日本
第五章 お人よしすぎる日本人
第六章 究極の中華皇帝! 毛沢東の野望
第七章 中国の悪あがき
終章 アベノミクスと中国崩壊の予兆

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