アメリカ中間選挙

11月6日に行われたアメリカ中間選挙。

海外から今まででもっとも注目を集めたアメリカ中間選挙だったのではないでしょうか。

上院と下院それぞれどちらが勝利するか、いろいろな予想も出されていました。

結果は、上院は共和党勝利、下院は民主党の勝利に終わりました。

かつてトランプ大統領登場を予想していた識者で、私が知るのは、木村太郎氏、藤井厳喜氏、渡瀬裕哉氏です。(他にもいると思います。)

 

今回は、自身が現地にてしっかり情報収集した上で、トランプ大統領登場を予測していた、渡瀬氏の最新書籍「日本人の知らないトランプ再選のシナリオ」をもとに今後、トランプのアメリカ政府はどのようなシナリオがあるのかをご紹介したいと思います。

9月30日に発売した、「日本人の知らないトランプ再選のシナリオ」は、渡瀬氏が世論調査・現地調査を通じてトランプ大統領当選的中させ、その後も情報分析が正確なおかげで、テレビや新聞、雑誌等の情報精度の低さもあり、日系・外資系ファンド30社以上から支持を得ています

その渡瀬氏が最新の情報分析をもとにこの度の中間選挙とその後の2020年の大統領選までの未来を独自予測した本です。

 

今回の中間選挙の結果についても共和党の上院勝利・下院敗北メインシナリオとして的中させています。

 

アゴラ 大統領選挙に続いて中間選挙も的中させて頂きました(特別寄稿)

http://agora-web.jp/archives/2035600.html

 

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内容紹介

【話題沸騰! 発売前から重版出来! ! 】

 

米中貿易戦争、米朝首脳会談、イラン核合意見直し…。

「ドナルド・トランプの言動は、シナリオ通りです。」

政権の裏側を熟知する気鋭の論客が

トランプ劇場のこれからと日本へのインパクトを徹底解析!

 

 

【内容構成】

2016 トランプ大統領を読み解くキーファクター

1.トランプは米国政治を「ハック」したアウトサイダー

2.閣僚人事は、トランプを動かす勢力図

 

2017 就任1年目を読み解く

1.アウトサイダーから「保守派大統領」へ

2.2017年補欠選挙・州知事選挙で大苦戦

 

2018 中間選挙を読み解く

1.2018年中間選挙情勢の読み解き方

2.過熱するトランプ政権の貿易戦争

3.中間選挙と複雑に絡み合う「対イラン・対北朝鮮」政策の行方

 

2019~2020 トランプ大統領再選を読み解く

1.2020年大統領選挙へ

2.4つのシナリオを深掘りする

 

  • 日本の対米外交戦略は変わるのか

――2020年大統領選に向けた提言

1.日本の対米外交戦略を見直す

2.「自由主義VS権威主義」の時代の日本の戦略構想

 

予想しうる今後の動向

日本人として、気になるのは今後のアメリカ外交がどのようになるのか。日本に対してどのように変化するのか?ではないかと思います。

 

トランプ大統領のメイン支持は、共和党保守系です。

今回の選挙結果の影響で、下院での共和党保守派の影響力が低下し、今までのように保守派の意向に沿った政策ができなくなります。

共和党主流派・民主党主流派の影響が強くなります。

 

その結果、融和的な外交政策への転換が起こります。

共和党主流派が力を持つことで、諸外国と協調をメインとした外交・安全保障政策にシフトチェンジします。

ただし、中国に関する安全保障関連の問題については、共和党内、民主党主流派でも幅広く認識されており、貿易関税関連の問題については、手打ちになる可能性はあるものの、選挙後に中国に対しての警戒感は引き続き継続し、融和姿勢に転換することはないでしょう。

 

 

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