中国江蘇省鎮江市で待遇に不満を持った退役軍人と武装警察が衝突
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ついに退役軍人の抗議デモで負傷者
24-06-2018
読売オンラインでも報道がされておりますが、人民解放軍の退役軍人が江蘇省鎮江市にて待遇の改善の抗議のための集会を行い、全国各地から元軍人が集結し暴動化しました。
数百名の武装警察と衝突し鎮圧しましたが、負傷者や拘束者が出たとのことです。
決して報道されないものの、抗議、暴動、ストライキは、中国全土で現在においても毎日複数件、発生しています。
本来、大陸国家で都市に固執してきたシナが、外に目を向けるようになり2015年に陸軍30万人を削減しました。
それ以降は今までに見られなかった、退役軍人による抗議、デモが発生するようになりました。
もちろんバックには、習近平と勢力争いをする権力者がいるのは、シナにおいて当たり前の事象です。(ジャーナリストの福島香織氏によるとバックは江沢民で、江蘇省は出生地でお膝元にあたる)
去年、北京にて退役軍人の福利を求めてのデモがあったことは、評論家の宮崎正弘氏の記事であったことは記憶にありますが、負傷者が複数出たのは今回初めてです。
今後、規模が拡大しても軍の治安出動は難しいでしょう。
仮に命じることがあった場合、鎮圧側の兵士も明日は我が身で士気低下は避けられず、各戦区(軍閥)から内部崩壊する可能性がありますので、当局としては選択肢に入れたくはないでしょう。
中華人民共和国では、2010年以降国防費より公共安全費が上回っています。
2013年以降集団抗議行動が急増したため、統計の公表自体を中止しました。