皇帝たちの中国 シリーズ

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皇帝たちの中国

6月5日よりスタートした歴史学者宮脇淳子先生が解説する、故岡田英弘先生の著書「皇帝たちの中国」をもとに解説していくチャンネルくららの人気番組です。

国内外問わず、明以前のシナ史(中国史)というものは、歴代シナ王朝の正史をもとに研究されています。
これは周辺諸国の文字で書かれた資料が極端に少ないことに由来します。

また現代の日本人は、18世紀以降に発生した「国家」という概念に慣れきっており、国家のなかった時代を想像しにくい状態になっているということも理解を妨げる一つの要因となっているように思います。

一度読んだことがあればわかる通り、シナの正史は現皇帝(王朝)の正当性を示すために書かれており、実際の事実とは異なることも記載されています。(現代の中華人民共和国も同様で決して外国と歴史は相容れませんし、自らの史観を他国に強要しようともします。)

前王朝と末代皇帝の不徳と悪逆が強調され、徳を失ったことが毎回記載されます。
今回の動画で解説されている書籍を書いた岡田先生と解説の宮脇先生(弟子であり配偶者)の専門はモンゴル史で、満洲やチベットほかシナ周辺諸国に詳しい研究者です。

モンゴルや女真族(満洲人)は独自の文字を持っており、シナを統治したときも完全に中華化(支那化)はせず(母国の文字を廃止しなかった)母国語の文字で文献をしっかりと残しているため、漢人視点以外の客観的な視点で歴史にあたることができます。

以前、記事にした「朝貢について」は、岡田先生の書籍をもとに作ったものですが、ほぼ同様の内容が昨日(6月20日)にYoutube配信されていましたので、シリーズまるごと紹介したいと思います。
本動画配信のおかげもあってか、元になった書籍「誰も知らなかった皇帝たちの中国 (WAC BUNKO)」は増刷決定、在庫切れ状態(6月21日現在)となるほどの人気です。

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新番組「皇帝たちの中国 第1回 中国人はどこから来たのか」宮脇淳子 田沼隆志【チャンネルくらら・6月5日配信】

漢民族と呼ばれる人々はどこから発生したかを丁寧に解説しています。古代の漢民族は隋唐の時代には、ほぼ消滅しています。

【6月12日配信】皇帝たちの中国 第2回「皇帝は中国最大の資本家」宮脇淳子 田沼隆志【チャンネルくらら】

シナ(China)の語源となった秦の始皇帝が実現した偉業について
皇帝という称号と語源、郡県制度、馬車の軌間の統一、漢字の統一(焚書・坑儒)
孔子の弟子を使った外交ネットワークについて

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【6月19日配信】皇帝たちの中国 第3回「朝貢の真実」宮脇淳子 田沼隆志【チャンネルくらら】

朝貢について

【6月26日配信】皇帝たちの中国 第4回「漢字を使いこなせない中国人」宮脇淳子 田沼隆志【チャンネルくらら】

大和言葉ベースで漢字を使う日本人には理解しづらい、シナの漢字事情。種族は関係なく漢字を使う人が中華でそれ以外は蛮族。利用者は全体の1割程度。音をあらわす方法が伝達しかないため各地域で訛り、戦後まで統一できなかった。現代ではアルファベットを使って音をあらわすため、最初にアルファベットから習う。

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【7月3日配信】皇帝たちの中国 第5回「辺境の四方に打って出た漢の武帝」宮脇淳子 田沼隆志【チャンネルくらら】

未だかつて皇帝は民のことを考えたことがない。(現在も)
中国に民主主義は難しい。上に政策があれば下に対策あり。皇帝と官と吏のしくみ。
都市と都市をつなぐ道のみが支配範囲。支配範囲は常に変動。国境線といった概念はない。
司馬遷の史記。徳があったとされた武帝の暴君たる悪逆非道の行いなど。

【7月10日配信】皇帝たちの中国 第2章 第1回「漢民族が10分の1に激減し遊牧民がやってきた」宮脇淳子 田沼隆志【チャンネルくらら】

視聴者からの質問で漢民族の著しい人口減少の根拠について。
後漢末期から三国志時代、五胡十六国時代までの流れを解説。
誰も知らなかった皇帝たちの中国、無事に増刷されました。

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【7月17日配信】皇帝たちの中国 第2章 第2回「北魏は漢人の国ではない」宮脇淳子 田沼隆志【チャンネルくらら】

北魏(鮮卑)と南宋(漢人)が並立したものの北魏も正当とみなされる理由。
漢人がどのように北方狩猟民とすり替わったのか。漢字の発音など。
明時代にできた三国志演義が人気な理由。

【7月24日配信】皇帝たちの中国 第2章 第3回「稲作伝来は朝鮮半島からではない?!高句麗は強かった」宮脇淳子 田沼隆志【チャンネルくらら】

【7月31日配信】皇帝たちの中国 第2章 第4回「唐の皇帝は遊牧帝国の君主」宮脇淳子 田沼隆志【チャンネルくらら】

【8月7日配信】皇帝たちの中国 第2章 第5回「楊貴妃が馬に乗った理由」宮脇淳子 田沼隆志【チャンネルくらら】

【8月14日配信】皇帝たちの中国 第3章 第1回「チンギス・ハーンの歴史を消されたモンゴル」宮脇淳子 田沼隆志【チャンネルくらら】

【8月21日配信】皇帝たちの中国 第3章 第2回「モンゴル帝国=元朝ではない」宮脇淳子 田沼隆志【チャンネルくらら】

 

 

 

 

【9月4日配信】皇帝たちの中国 第3章 第4回「チンギス・ハーンの妻は500人!?」宮脇淳子 田沼隆志【チャンネルくらら】

【9月11日配信】皇帝たちの中国 第3章 第5回「世界征服寸前?!モンゴル軍が最強だった理由!」宮脇淳子 田沼隆志【チャンネルくらら】

【9月18日配信】皇帝たちの中国 第3章 第6回「パクス・モンゴリカ~モンゴル帝国の覇権による平和」宮脇淳子 田沼隆志【チャンネルくらら】

【9月25日配信】皇帝たちの中国 第3章 第7回「蒙古襲来とは何だったのか」宮脇淳子 田沼隆志【チャンネルくらら】

【10月2日配信】皇帝たちの中国 第4章 第1回「中国の裏の主役~宗教秘密結社」宮脇淳子 田沼隆志【チャンネルくらら】

【10月9日配信】皇帝たちの中国 第4章 第2回「中国の裏歴史~秘密結社は任侠団体」宮脇淳子 田沼隆志【チャンネルくらら】

【10月16日配信】皇帝たちの中国 第4章 第3回「万里の長城は全く役にたたなかった」宮脇淳子 田沼隆志【チャンネルくらら】

【10月23日配信】皇帝たちの中国 第4章 第4回「明でも繰り返される◯清」宮脇淳子 田沼隆志【チャンネルくらら】

【10月30日配信】皇帝たちの中国 第4章 第5回「李成桂は女真人・国名は明が命名」宮脇淳子 田沼隆志【チャンネルくらら】

【11月6日配信】皇帝たちの中国 第4章 第6回「太平天国の乱も主導~中国を動かす秘密集団とは?」宮脇淳子 田沼隆志【チャンネルくらら】

【11月13日配信】「皇帝たちの中国 第5章 第1回清朝は中国王朝ではない」宮脇淳子 田沼隆志【チャンネルくらら】

【11月20日配信】「皇帝たちの中国 第5章 第2回漢人は清朝の統治に参加できなかった」宮脇淳子 田沼隆志【チャンネルくらら】

【11月27日配信】「皇帝たちの中国 第5章 第3回漢人はチャイナドレスを着ることができなかった」宮脇淳子 田沼隆志【チャンネルくらら】

【12月4日配信】「皇帝たちの中国 第5章 第4回 康煕帝は満洲人でモンゴルとのクォーターだった」宮脇淳子 田沼隆志【チャンネルくらら】

【12月11日配信】「皇帝たちの中国 第5章 第5回「大清帝国の基礎を築いた康煕帝」宮脇淳子 田沼隆志【チャンネルくらら】

【12月18日配信】「皇帝たちの中国 第5章 第6回「清朝とチベットの本当の関係」宮脇淳子 田沼隆志【チャンネルくらら】

【12月25日配信】「皇帝たちの中国 第5章 第7回「習近平が徹底研究する清の皇帝とは?」宮脇淳子 田沼隆志【チャンネルくらら】

誰も知らなかった皇帝たちの中国

前漢の武帝、唐の太宗(李世民)、元のフビライ・ハーン、清の康煕帝の4名にスポットを当てて解説しています。

内容(「BOOK」データベースより)

現代中国人は漢文が読めないので、十九世紀までの「中国王朝」の歴史はまったく知らない。本書は、中国史上ひじょうに有名な五人の皇帝の生涯を語りながら、中国人も知らない「中国」を描ききった出色の中国論。

著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)

岡田 英弘
1931年、東京生まれ。東京大学大学院修了。57年『満文老档』の研究で日本学士院賞を受賞。ワシントン大学客員教授、東京外国語大学アジア・アフリカ言語文化研究所教授を経て、東京外国語大学名誉教授。モンゴル史・満洲史の研究を出発点に、中国史、日本史をはじめ、世界の歴史を巨視的・独創的視点から考察して定評がある(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

一般的な教科書の史観とは全く違う、歴代のシナ王朝の歴史を一通り流れで知りたい場合におすすめの書籍。

読む年表 中国の歴史 (WAC BUNKO 214)

内容紹介

中国の歴史を見れば、この国の正体が分かる!

ちまたに流布する“中国五千年の歴史”も“十数億の漢民族”もすべてウソだ。
その答えは本書を読めば手に取るようによく分かる。
中国の正史は紀元前221年、秦の始皇帝の中国統一から始まる。
しかし、その歴史は、「秦」、「漢」、「唐」、「元」、「明」、「清」といった異種族の王朝が興亡を繰り返していただけの2200年間であって、
これが明治以来、日本人が研究してきた「シナ通史」なのである。
ところが、戦後、この「シナ通史」を中国史とされ、ウソばかりが流布して今日にいたっている。
実際、中国という言葉、中国という国が誕生したのは、1912年の中華民国からなのである。
シナ史の泰斗が暴く「中国五千年」のウソ!

漢字の統一

各地域で儒家によりバラバラな形で継承されていた漢字を秦は統一しました。

 

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