中国の定義 最終回

中国の定義

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中国の定義

まとめ

第1回より中国の定義を再考してみました。

現在、中国4000年(最近では5000年を公称)という呼称が定着しておりますが、日清戦争後に日本に多数の留学生が来日し、日本の歴史に触れ、国民国家という概念を身に付け憧れました。

日本人が達成できるものなら、われわれは3年で達成すると豪語したそうですが、2018年時点、未だに国民国家化していません。

清国学生が国に持ち帰り、日本の皇紀をより長い期間で根拠なく中国3000年とつけたのが始まりと言われています。

国家としての中国自体が100年程度ですので、考え方自体比較的新しい考え方です。

結論としては、中華民国から中華人民共和国に受け継がれたプロパガンダです。

「中国」という語彙はもっと古くからあるという反論もあるでしょうが、現在の意味と全く違う以上、根拠にすべきではありません。

意図的に地域名称と国家名称を混同させることにより過大に見せかけています。
なのでシナという地域としても利用可能な呼称を使われたくないのではないでしょうか。

比較的長いと思われる中華思想にしても、あくまでもシナに住む漢人の思想であって、異民族出身のシナの皇帝が自覚しているかどうかはまた別の話です。

モンゴル人のフビライ他が中華皇帝かと言われると、中国人は遍く肯定するでしょうが、モンゴル人は否定するでしょう。

国家、中華思想、民族、漢字、文化いずれも4000年も継続した歴史は存在していません。

4000年は欺瞞であり、中国の定義は、国家名称でしかないので、中国106年の歴史あるいは、中国69年の歴史です。(国家の概念が登場したのは18世紀)

そして中国人は民族名称ではなく、中華人民共和国(中華民国)の国籍を持つ人(パスポートを所有する資格を持つ人)という意味でしかありません。

シナ

万里の長城以南のシナ(支那)の範囲

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