大隈重信

日支民族性論 大隈重信

大隈重信、中国人を大いに論ず 大隈重信、中国人を大いに論ず 祥伝社 大隈重信=著 倉山満=監修 商品の説明 安倍さんも真っ青? 現職首相がなぜここまで過激な本を出版したのか? 「何度革命があっても、何度王朝交替しても中国人は変わらない」 「

日中平和友好条約

日本国と中華人民共和国との間の平和友好条約

同盟国たる日本の対応によりニクソン大統領から見放されて電撃訪中という衝撃を受けた日本。 直ちに追従し、日中共同声明での日中国交正常化を経て日中平和友好条約を結んでから40年が経ちます。 先月2日(5月2日)に、中国の阮宗澤・中国国際問題研究

皇帝たちの中国

皇帝たちの中国 シリーズ

6月5日よりスタートした歴史学者宮脇淳子先生が解説する、故岡田英弘先生の著書「皇帝たちの中国」をもとに解説していくチャンネルくららの人気番組です。 国内外問わず、明以前のシナ史(中国史)というものは、歴代シナ王朝の正史をもとに研究されていま

読了書籍

戦略将軍 根本博―ある軍司令官の深謀 小松 茂朗

内容(「BOOK」データベースより) たとえ逆賊の汚名をうけようとも、管轄下の在留邦人4万の生命を救おうと、天皇の停戦命令に抗してソ連軍を阻止しつづけること1週間、みごとに責任を果たした戦略家の生涯。陸軍きっての中国通で「昼行燈」とも「いく

朝貢について

現在の朝貢に対するスタンス 現在、中華人民共和国は、過去に朝貢を行った国を皇帝の臣属であったとし、現在、沖縄県(琉球)などさまざまな国家の支配地域の領有権を主張しています。 その根拠たる朝貢は、 使節団がシナ皇帝に貢物持参し礼を尽くし、貢物

日本刀について

日本刀について ①

私が頻繁に訪問するまとめサイトにおいて、コメント欄が盛り上がる(荒れる)スレッドとしてあげられるのが、日本刀、零戦、徴兵、移民のネタです。(自分調べ、ただの主観です。) さて、その日本刀についてですが、現在所有している方も限られますし、武道

米朝首脳会談の所感

2018年6月12日シンガポールで行われている、史上初となるアメリカのトランプ大統領と北朝鮮(朝鮮民主主義人民共和国)の金正恩朝鮮労働党委員長による米朝首脳会談は、閣僚を加えた拡大会談が滞りなく終了しました。 各社ニュースによりますと、トラ

「日米関係」とは何だったのか―占領期から冷戦終結後まで Michael Schaller(マイケル シャラー)

内容紹介 1945年から90年代までの歴史的経緯を詳細に検証する。冷戦下の共産化の脅威と予想を超えた経済発展が両国の立場をどのように変容させたか。日米関係論の必読書。 内容(「BOOK」データベースより) 1945年の敗戦から占領期を経て5

元寇の評価について

従来の説と現在の説 現在の歴史教科書上での元寇の記述はどのようになっているのか、全く把握しておりませんが、私の学生時代では鎌倉時代に2度、元(モンゴル)によって日本が侵攻され、この元寇と呼ばれる戦において、集団戦法を使った元軍に対し、日本側

軍歴証明書

軍歴証明書の取得 大東亜戦争・支那事変のころの祖父(父)のことを知りたいといった方が最近増えているようです。 私も幼少時に聞いた記憶と祖父が自伝を少数自費出版したものを読んだ記憶がありますが、その書籍もすでに手元になく、かなり昔の話なので記

日本の政教分離

日本と欧米の違い 先進国と呼ばれる国家においては、現行の憲法において政教分離が謡われています。 欧州やアメリカでの政教分離は、カトリックやプロテスタントの教会や宗派が国家の政治や外交に多かれ少なかれ影響力があったという歴史があり、それらの勢

神武東征

伝説とされている古代のできごと 日本の神話には、初代神武天皇が九州の日向から東征し大和で即位(紀元前660年)する、いわゆる神武東征と呼ばれる話があります。 もちろん古代のことですので、もちろん文字で書かれた資料は、各家で伝えられた数々の口

戦略で分析する古戦史 川中島合戦 海上知明

資料実証主義のみでは図りきれない上杉謙信像 地域性もあり、幼少時より織田、豊臣、徳川以上に上杉謙信に親しみを持っており、ノンフィクション、フィクション問わず、小説やムック、特集などを読み漁っていました。 この本に出合うまで(実際のところは前

中国の定義

中国の定義 最終回

中国の定義 第1回 第2回 第3回 第4回 まとめ 第1回より中国の定義を再考してみました。 現在、中国4000年(最近では5000年を公称)という呼称が定着しておりますが、日清戦争後に日本に多数の留学生が来日し、日本の歴史に触れ、国民国家

中国の定義

中国の定義 第4回

5.文化 古代シナにはさまざまな文化があったということで、雄大なイメージで語られています。 実際に正倉院にはたくさんシナから伝えられた見事な品物が現代にも残っています。お宝として高値がつくものであったり、物によっては、現地には残っておらず、

中国の定義

中国の定義 第3回

4.漢字・言語 民族の混血が進んでいても、言葉や文字(漢字)を継承しているという声もあるかと思います。黄河文明の甲骨文字が漢字になって現代まで使われて続けているというのが、4千年の根拠だろうと推測いたします。 古代ローマ人が利用したラテン文

中国の定義

中国の定義 第2回

3.民族 漢族(現在の呼称、古代の「漢民族」と使い分けています。)が四千年間もの間、中国文明を守り、育ててきたと考える日本人は非常に多いように感じます。 実際自分自身も義務教育課程を修了した時点ではそのように考えていましたし、三国志演義の邦

中国の定義

中国の定義 第1回

地理的な意味合いとしての地域、領土といった意味を持つCountry。 言語、宗教、民族問わず、同一の法が適用されるテリトリー、いわゆる政治的に定められた共同体という意味を持つState。 同じ言語を使い、同じ歴史や慣習をもった集団という意味